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- 一音会出身の音楽家が、一音会を語る


1歳半より音感教育を受け、3歳よりピアノをはじめる。神奈川県立相模原中等教育学校を経て、現在桐朋学園大学3年在学中。
第2回日本ベートーヴェンコンクール中学生の部第2位。日本ピアノ研究会第11回オーディション専門部門(16歳~29歳)南関東大会グランプリ及び横浜市長賞を受賞し、披露演奏会に出演、翌年の同演奏会に招待演奏者として出演。東京国際芸術協会第66回新人演奏会出演、多摩フレッシュ音楽コンサート出演等。
これまでピアノを芦田くみ氏に師事し、奈良康佑、エリザベス・プリドノフ、ロルフ・プラッゲの各氏からも指導を受ける。モスクワ音楽院にてアレクサンドル・ストルコフ、アレクサンドル・ムンドヤンツの各氏のレッスンを受講。現在、小森谷泉氏に師事。

一音会には本当に幼少の頃からお世話になっています。
小学生の頃に家の事情で一音会を離れた時期があったのですが、数年後に戻った時に先生方が覚えていて下さって、本当に温かいお教室だと感じました。
―― 一音会時代の印象深い思い出を教えてください。心に残ることは、どんなことですか?
近藤 一音会には本当に幼少の頃からお世話になっています。片道2時間以上かけ、泊まりがけで母親に連れて行ってもらっていたので、いつも小旅行のような気分でした。
ピアノは勿論好きでしたが、副科の作曲で初めて自分で書いた曲は、未だに覚えています。幼いなと思いますが(笑)
それと、小学生の頃に家の事情で一音会を離れた時期があったのですが、数年後に戻った時に先生方が覚えていて下さって、本当に温かいお教室だと感じました。
―― 音楽の道を選んだのは、いつ頃のことですか?
近藤 何故だか分かりませんが、小学生の時にはもう、将来は音大に行くものだと思っていました。
中学・高校は勉強に力を入れている学校だった為、何度も音大受験をやめようかと思いましたが、高校2年の頃、どんなに練習が面倒でも、明日からピアノを弾けない事になったら耐えられないと思い、自分にとって一番大切なのはピアノだと気付きました。
―― どんな演奏家を目指していますか? 今後の目標を教えてください。
近藤 一音会や大学の先輩方のご活躍には遠く及びませんが、有難いことに、最近は定期的に演奏会を開催出来るようになりましたので、聴きに来て下さる方がいる限り、細々とでも続けたいと思っています。
私の演奏を聴いて初めてその曲を知った、好きになった、というご感想を頂くことがあり、それがとても嬉しいので、音色や表現の幅を広げて、より作品の魅力を伝えられるような演奏家になりたいです。
