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- 一音会出身の音楽家が、一音会を語る
幼い頃より一音会ミュージックスクールにて、歌、ピアノ、作曲、絶対音感を学ぶ。
2012年 ショパン国際ピアノコンクール in Asia 中学生部門アジア大会 金賞及びソリスト賞。
2013年 ウィーンマスタークルゼ パウル・バドゥーラ=スコダ氏のクラスのオーディションに合格、氏の推薦によりウィーンでの演奏会に出演。
2014年 横浜みなとみらいホール主催 コンチェルトソリストオーディション 第1位、NHK交響楽団員を主に結成されたオーケストラと共演。
ショパン国際マスタークラス優秀者修了演奏会に、A.ヤシンスキ氏に推薦され出演。
海外音楽大学マスタークラス派遣助成オーディション第1位、全額助成にてチューリッヒ芸術大学でのマスタークラスに派遣。
2015年 秋篠宮妃殿下ご臨席のもと、チャイルドエイドアジアの青少年のための国際福祉コンサートに出演。シンガポール大使館に推薦され、常陸宮両殿下、各国在日大使、政財他各界の方々ご臨席の慈善晩餐会にて演奏。
ムジークアルプ夏期国際音楽アカデミーにて、パスカル・ドゥヴァイヨン氏のクラスを受講。氏の推薦によりフランスのティーニュにおける優秀者修了演奏会に出演。
2016年 2017年 2018年、ロシアン・ピアノスクールin東京 を受講。いずれも優秀者修了演奏会に選出され演奏。
2017年より、ソロリサイタルを度々開催。
2019年、韓国芸術綜合学校&東京藝術大学交流演奏会に選出され演奏。
松方ホール音楽賞 奨励賞、受賞者演奏会出演。
日本オーストリア友好150周年行事として、ウィーン国立音楽大学にて邦人作品の演奏の依頼を受け演奏。
2019年 東京音楽コンクールピアノ部門第1位及び聴衆賞。
ピティナピアノコンペティション特級銅賞。
これまでに、東京都交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、藝大フィルハーモニア管弦楽団等と共演。
その他、東京文化会館、カワイ表参道、ベーゼンドルファー東京、東京丸ビル・ラフォルジュルネ、日本財団、ミューザ川崎、練馬区アトリウムコンサート、太田区民ホール・アプリコ大ホール等各地で演奏会に多数出演。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学を卒業。学内にて、東京藝術大学前学長 宮田亮平賞 受賞。現在、同大学院修士課程に在学中。
2022年よりベルリン芸術大学大学院ピアノソリスト専攻に留学予定。
2018年・2019年度 宗次エンジェル基金/公益社団法人 日本演奏連盟 新進演奏家国内奨学生。
2020年・2021年度 ロームミュージックファンデーション奨学生。
音楽は特に好きで、ピアノ、歌、作曲など、楽しくやっていました。
ある時のピアノトライで江口寿子校長先生より「あなたはもっとピアノを専門的に習った方がよいわね」とアドバンスAの先生をご紹介頂きました。
前に進む勇気と努力を培って下さった先生に、心より感謝しております。
―― 一音会時代の印象深い思い出を教えてください。心に残ることは、どんなことですか?
秋山 歌が大好きだったので、小さい頃から''うたクラブ''に毎週楽しく通っていました。今写真を見ると、みんなの倍くらい大きな口を開けて歌っています(笑)
ある時のピアノトライで江口寿子校長先生より「あなたはもっとピアノを専門的に習った方がよいわね」とアドバンスAの先生をご紹介頂きました。
先生は引っ込みがちな私の背中を、いつもさり気なく押して下さいました。
全く考えたこともなかった''ジュニア・コンサート・オーディション''参加は、当時の私にとっては相当な勇気と覚悟が必要でしたが、 先生の熱心なご指導と励ましで、最後にはゆめりあホールにて楽しく演奏することができました。
前に進む勇気と努力を培って下さった先生に、心より感謝しております。
―― 音楽の道を選んだのは、いつ頃のことですか?
秋山 幼い頃から様々な事が好きで、やってみたいな、と思うことはいつのまにか始めていました。
水泳や新体操、バレエ、テニス、茶道、等々。音楽は特に好きで、ピアノ、歌、作曲など、楽しくやっていました。
児童合唱団にも所属していました。 楽器としてはピアノを選びましたが、演奏するにあたり、幼い頃からの全ての経験が繋がっていると思います。
―― どんな演奏家を目指していますか? 今後の目標を教えてください。
秋山 「人の心に寄り添えるピアニスト」を目標としています。
人とは作曲家であり、 その作品を聴いて下さる方々であり、その作品を今の時代に繋げて下さった代々の音楽家の方々であり、 共演者や演奏会に関わる方々などです。
価値観の多様化する現代社会において、 クラシック音楽は、身近なところでは人と人との習慣や考え方などの違い、 大きくは人種や宗教、言語、国境、そして時代を超え、素晴らしい感動を分かち合うことの出来るかけがえないものと信じています。
音楽を奏でることで心が一つとなり、希望ある素晴らしい明日へ繋げていくことを積み重ねていけたら、と思っています。
そのような抱負から、演奏会のみならず、その時その時の社会の流れに沿った、 社会に直接お役に立てるイベントなどでの演奏の機会も大切にしていきたいと思っています。
作曲家の想いに少しでも寄り添い、その音楽の感動を一人でも多くの方と分かち合えるよう真摯に研鑽を積み、努力精進していきたいです。